債務整理の流れ
債務整理には4つの方法があるため、借金の金額や収入状況などに応じて、適切な方法を選択しなければなりません。そのために、まずは自分自身の現在の借金(債務)の状況・総額を把握することが必要です。
■過払い金の確認
契約書などを確認して借金の総額が把握できれば、次に「過払い金」の確認をします。
2006年頃までに借金をした方の多くには、この過払い金が発生している可能性があります。
もし、過払い金がある場合には、払い過ぎたお金を返還して貰うことができるため、必ず確認することを心がけましょう。
■債務整理の検討
借金の総額がいくらなら債務整理を検討するべきなのか、その明確な基準は存在しません。一般的には、総額200万円、毎月の返済額が10万円を超えていると債務整理を検討すべきであると考えられています。もちろん、収入が少ない場合は総額100万円以下でも債務整理を検討すると良いですし、借金の金額によって債務整理ができなくなる訳ではありません。
債務整理を検討するうえで重要なのは、収支バランスです。
自分にはいくらの収入があり、そして毎月生活していくにあたって、いくらお金が必要なのか。借金の返済ばかりにお金が費やされ、生活が困窮している状態になっていないか。もし、収入だけでは不足して、借金返済のために新たな借入をしていたり、毎月の返済額が収入の3分の1を超えているようであれば、債務整理を検討することをおすすめします。
債務整理では、法律の専門家である弁護士が活躍します。
弁護士に債務整理を依頼することで、借金の取立が止まり、煩雑な手続もすべて委任することができます。
ひやま法律事務所は、大阪北区を中心に、大阪府・兵庫県において、皆さまからのご相談を承っております。
借金でお悩みの際は、当事務所までお気軽にお問い合わせください。
実績豊富なプロフェッショナルが、皆さまのお悩みを解決いたします。